v2rayNの複数サブスクリプション管理|グループ分け・キーワード検索・サーバー整理

複数のサブスクリプションを使う方向けに、グループ作成、キーワードによるサーバー検索、グループ内の速度テストと並べ替え、使えないノードの整理方法を解説します。

この記事の要点

サブスクリプションごとにグループを作成し、グループ内でノード名を検索してテスト・整理します。ノード一覧が混在し、更新によってどのサーバーに影響するか分かりにくい v2rayN ユーザーにおすすめです。手順を整えれば、使えるノードを決まった順序で探せるほか、一時的な絞り込みと実際の削除を区別できます。

サブスクリプショングループ・サーバー名・現在の接続先を区別する

v2rayNでは、サブスクリプションURLがノードの取得元、サブスクリプショングループが取得元と更新設定の管理先、サーバー一覧が読み込まれたノードの表示先です。この3つを混同しないようにしましょう。サーバー名を変更してもサブスクリプションURLは変わりません。また、接続先を切り替えても、サーバーが別のグループに移るわけではありません。複数のサブスクリプションを使う場合は、まず取得元ごとにグループを作ってから絞り込みます。

たとえば「通勤用」と「予備用」のサブスクリプションがあるなら、それぞれ別のグループを作ります。2つ目のURLを1つ目の設定に上書きしないでください。更新に問題が起きたとき、一覧全体から原因を推測するのではなく、どちらのサブスクリプションからノードが返されなかったかを確認できます。グループ名には取得元と用途を入れ、期限を含めて頻繁に変更する必要がないようにしましょう。

1件
1つのグループに1つのサブスクリプションURL
2グループ
メイン用と予備用から始める
24時間
日常的な更新確認の目安

上記の数値は整理の目安であり、クライアントの登録上限や自動更新の保証ではありません。グループが2つだけの場合も、各URLが現在利用中のサービスから発行されたものか確認し、サブスクリプションURLは安全に保管してください。アカウントを識別する情報が含まれる場合があるため、公開スクリーンショットに載せるのは避けましょう。

グループを作成してサブスクリプションを個別に更新する

ここでは v2rayN 7.x の一般的な画面を例に説明します。マイナーバージョンによってボタンの位置は異なる場合がありますが、操作するのはサーバー一覧の個別ノードではなく「サブスクリプショングループ」です。初めて設定するときは、1件ずつ追加・更新すると、URLの入力ミスやネットワークのタイムアウト、取得内容の異常を見つけやすくなります。

  1. グループを新規作成

    メイン画面で「サブスクリプショングループ」→「サブスクリプショングループ設定」を開き、追加ボタンをクリックします。「メイン|平日用」など、見分けやすい名前を入力します。サブスクリプションURLは1件ずつ別のグループに保存してください。

  2. URLを入力

    サブスクリプションURL全体をURL欄に貼り付け、先頭や末尾に余分な空白がないか確認します。設定画面に「プロキシ経由で更新」がある場合は、現在のネットワークからURLにアクセスできるかを確認して、必要に応じて有効にしてください。

  3. 保存して確認

    保存したらメイン画面に戻り、グループ名とURLの対応を確認します。2つ目のサブスクリプションも同じ手順で追加し、既存グループのURLを1つ目から置き換えないでください。

  4. 個別に更新

    「サブスクリプショングループ」メニューから更新操作を選び、まず1つのグループを更新してサーバー数とログを確認します。次にもう一方を更新します。追加されたサーバーが正しいグループに属していることを確認してから、絞り込みを始めましょう。

サブスクリプションの更新は「新しいノードだけを追加する」操作ではありません。提供元がノードを削除したり名前を変更したりすると、一覧にも反映される場合があります。手動で変更したサブスクリプションノードを、長期保存用の独立した設定として扱うのは避けましょう。特別な設定を残す場合は、元のパラメーターと変更内容を記録してから、手動サーバーとして別途作成するか検討してください。日常的な更新の前に、クライアントの設定バックアップ機能で現在の状態を保存する方法もあります。

キーワードで絞り込む:表示範囲だけを縮小し、サブスクリプションは変更しない

サブスクリプショングループを選んだら、サーバー一覧付近にある検索欄を使います。検索すると表示範囲が絞られ、「香港」「日本」やサービス提供元独自の表記を含むノードを探しやすくなります。検索条件が提供元に送信されることはなく、サブスクリプションの更新を代替するものでもありません。一括操作の前に、絞り込みが有効なままになっていないか必ず確認してください。

先にグループを選び、キーワードで検索

おすすめ

まず対象を1つのサブスクリプションに絞り、サーバー名によく使われている地名や回線名を入力します。キーワードを消すと、そのグループの全ノードが再表示されます。

おすすめのケース:複数のサービスで似たノード名が使われている

すべてのノードを表示

全サーバーを手早く確認できますが、同じ名前や地域のノードが混在しやすく、テストや整理の際に取得元を追いにくくなります。

おすすめのケース:ノードが少なく、一時的に確認したい場合

キーワードには実際のノード名に使われている表記を選びましょう。すべてのサービスが同じ命名規則を使うとは限りません。たとえば、あるグループでは地域を「HK」、別のグループでは「香港」と表記している場合、「香港」で検索しても両方は見つかりません。検索結果が突然0件になったら、まず検索語を消し、選択中のグループにノードがあるか確認します。その後、直近の更新で提供元がノード名を変更していないか調べてください。

絞り込み後に一覧が短くなっても、非表示のノードが削除されたわけではありません。複数選択、テスト、削除を行う前に、対象が現在表示中の項目、選択済みの項目、グループ全体のどれかを確認してください。操作後に検索語を消し、全体の一覧も確認しましょう。「表示されていない」だけの状態を「サブスクリプションからノードが消えた」と誤認するのを防げます。

確認方法:絞り込みの前後で件数を比較

グループの更新後、検索していない状態でサーバー数を記録してからキーワードを入力します。表示件数だけが変わった場合は、まず検索語を確認します。検索語を消しても件数が変わらない場合は、サブスクリプションの更新結果を確認してください。

グループ内で速度テストを実行して並べ替える:レイテンシを通信速度と混同しない

ノードを整理する際は、まずグループを選び、必要に応じて地域で絞り込み、比較するサーバーを選択します。サーバー一覧の右クリックメニューから実際の接続遅延を測る項目を選び、テスト後に結果の列で並べ替えます。メニューや列の名称は v2rayN のバージョンによって多少異なる場合があります。重要なのは、同じノード群に同じ方法でテストを行うことです。異なる時刻やネットワーク環境で得た結果を、同じ表でそのまま比較しないでください。

たとえば同じグループの2つのノードを測定し、85ミリ秒と120ミリ秒だった場合、どちらを先に試すかを決める参考にはなりますが、通信スループットの推定には使えません。VMessとVLESSのサーバーは、提供元が指定するパラメーターを使ってください。遅延を下げるために、プロトコル、ポート、通信方式を独自に変更しないでください。「テストは成功するのにWebサイトが開かない」場合は、システムプロキシ、ルーティングルール、接続先サイトへの接続を個別に確認します。グループ内の全ノードが使えないとすぐに判断するのは避けましょう。

使えないノードの整理方法:原因を確認してから削除する

サブスクリプションノードを一覧から削除しても、通常は恒久的な除外にはなりません。次回の更新時にサブスクリプションから再登録されることがあります。まず、一時的なネットワーク障害、更新の問題、提供元による回線の廃止のどれに当たるかを確認しましょう。取得元を確認してから整理すれば、「削除してもまた表示される」状態を繰り返さずに済みます。

サブスクリプションの更新がタイムアウトしたら、先にノードを変更する?

まずサブスクリプションURLにアクセスできるか確認し、「サブスクリプショングループ」→「サブスクリプショングループ設定」でURLと「プロキシ経由で更新」の設定を確認します。現在のネットワークからURLに直接アクセスできない場合は、利用可能なノードに接続してから、プロキシ経由での更新を試してください。古いノードを先にまとめて削除しないでください。

絞り込み後にグループ全体が空になった。ノードが削除された?

まずサーバー一覧の検索欄を空にし、対象のサブスクリプショングループを選び直してください。全件表示しても空の場合は、今回の更新が成功したか、提供元から有効なサブスクリプション内容が返されたかを確認します。

使えないノードを削除したのに、更新後にまた表示されるのはなぜ?

そのノードがまだサブスクリプションに含まれているためです。もう一度テストし、提供元の回線状況を確認してください。一時的に非表示にしたいだけなら、ほかのノードをキーワードで絞り込めます。長期的に除外する場合は、サブスクリプション提供元に利用可能な回線の絞り込み方法を確認してください。

2つのサービスに同じ名前の「香港 01」がある。どちらを選べばいい?

それぞれのサブスクリプショングループに切り替えて取得元を確認し、サーバーアドレス、ポート、テスト結果を照合します。ノード名はラベルにすぎません。同じ名前でも設定が同一とは限らないため、名前だけで記録をまとめないでください。

ノードをまとめて削除する場合は、まず検索条件を消して対象グループに戻り、選択したサーバーの件数を確認します。そのうえで、不要であることを確認した項目だけを処理してください。サブスクリプションを引き続き利用する場合、削除したノードが次回の更新で再表示される可能性があります。サブスクリプション全体を停止する場合は、残しておきたい手動設定を先にバックアップし、サーバーを1件ずつ削除するのではなく、サブスクリプショングループ設定から該当グループを処理すると一覧を整理しやすくなります。

整理手順を短い定期チェックにする

複数のサブスクリプションを管理するために、毎日すべてのサーバー名を付け直す必要はありません。決まった順序で確認しましょう。まずグループを確認してサブスクリプションを更新します。古い検索語を消して全体件数を確認し、地域や回線名で絞り込みます。候補ノードをテストし、最後に実際に接続して確認します。ログの確認や使えないノードの処理は、異常が見つかったときだけ行えば十分です。

  1. 各グループ名とサブスクリプションURLの対応を確認します。現在利用中のグループに新しいURLをそのまま上書きしないでください。
  2. グループごとに更新し、取得されたサーバー数を確認します。特定のグループに問題がある場合は、そのグループのネットワークとURLを調べます。
  3. グループを選んでキーワードを入力し、候補サーバーを同じ条件でテストします。テスト後は検索語を消してください。
  4. 失敗したノードを再テストし、保持するか、一時的に無視するか、サブスクリプション元の回線を確認するか決めます。

この順序なら、「取得元の問題」「表示上の問題」「接続の問題」を切り分けられます。グループでノードの取得元を確認し、絞り込みで表示するノードを選び、テストと実際のアクセスで利用可否を確認します。次に一覧が突然変わったときも、すべてのサブスクリプションを何度も更新したり、サーバーを一括削除したりするより、この順序で確認するほうが原因を特定しやすくなります。

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